名城大学立川研究室は建築構造を扱っている研究室です。 我々の研究室では、平成17年より一般世帯を対象とした家具転倒防止工事を学生主体で行ってきました。その中で地震災害時には不特定多数の命を守る事、地震災害後には避難場所としての利用を考えなければならない公共施設にも目を向ける必要性があるのではないかと考えました。特に転倒するものや落下するものが多いと思われる図書施設にスポットを当て今回の実験を計画、実施しました。 ここでは、その実験時の動画や画像を交えながら、どのような現象が見られたのかを紹介していきます。 |
実験概要 名城大学の3次元振動台を用いて、図書施設で多く使われている中置書架の“標準スチール製書架”や“標準木製書架”、“両面全傾斜書架”を試験体として加震実験を行いました。床仕上げはカーペットとフローリングの2種類を用いて床の摩擦による比較を含めた挙動を観察を行いました。...............詳細 |
実験動画 | |
標準スチール製書架 | 標準木製書架 |
4段木製両面全傾斜書架 (平湯モデル101B) |
5段木製両面全傾斜書架 (平湯モデル101D) |
追加実験 | |
紙芝居架 | 大型絵本架 |