勝矢武之氏・特別講義(2016/11/18)の実施報告


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11月18日(金)、2016年度名城大学MS-26支援事業『学生主体の特別講義』建築家連続講演『S, M, L』の第二弾として、日建設計の勝矢武之氏による特別講義「都市と建築、組織と個人」が開催されました。

特別講義の実施にあたっては、有志学生による作品見学や勉強会、学生が直接講師を訪問し打合せを行うなどの事前の予習を行いました。当日はまずその有志学生らが前座企画として、勝矢氏の作品である木材会館とマギーズ東京の解説と分析を、僭越ながら設計者本人を前にして披露しました。

勝矢氏によるレクチャー「都市と建築、組織と個人」では、今までに設計してこられた建築を、小さいものから順に、最後はカンプノウ・バルセロナ・渋谷駅街区などの超巨大な規模なものまで紹介しながら、様々な設計に対する考え方などを講演して頂きました。

講演の中では、勝矢氏自身がスライドをまとめる中で気がついたという設計手法のルールや、社会の中で建築をつくることに対する氏の考え方の深層がかいま見られました。第一線で活躍する設計者が、丁寧に言葉を選び確かめながら話される姿と場の臨場感もあってか、これまでになく多くの学生から質疑が起こり、充実した講義となりました。その後の懇親会では、有志学生が食材の選定から会場の雰囲気づくりまで気を配り準備を重ねた甲斐があり、多数の学生が勝矢氏を取り囲み質問ぜめにするなど活発な会話が繰り広げられました。

日頃は中々お会いできない日本の最前線でご活躍されている建築家のお話を拝聴して、建築を学ぶ私たち学生にとって、またご参加いただいた一般の方々にとっても、とても良い刺激になる特別講義となりました。

(有志学生一同)

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