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SPACE
固有値問題の解である構造物の振動モードなどについて表示する。最初は、振動モードについて説明する。まず、ウインドウ上で、右ボタンを押し、ショートカットメニューを表示させる。このメニューから、[モード]−[モード画面]を選択すると、「モード選択」ダイアログが表示される。次にダイアログ中の以下のパラメータを設定する。
1.モード番号の選択:モード番号をセットする。
2.次の2種類の表示グラフから希望する図形を、チェックマークを付けて選択する。
振動モード:モード変形図
時刻歴:設定したモードの履歴図
OKボタンを押すと次の2種類の図形が表示される。
1).モード変形図:
ダイアログでセットしたモード番号の振動モードが、構造物のワイヤフレーム図形
の上にアニメーション表示される。変位状態は、sin波形とし、振動数は、セットし
たモードの固有振動数が用いられている。変形の大きさはSPACEの「パースペク
ティブコントロールデータ」ダイアログの中でセットした値を用いている。振動モード
の大きさは、前述した「倍率のプロパティ」ダイアログで変更可能である。
2).設定したモードの履歴図:
実際の変形応答を、指定したモードで分解 し、その係数の時刻歴をグラフ表示す
る。モードでの分解は、次式を用いている。
振動モードと刺激係数
ここで、R
はm次モードの振動モードであり、uは変位の時刻歴である。また、αはm次モードの時刻歴であり、グラフとして表示する。なお、振動モードを並べたは正規直交行列である。
この時刻歴は、設定した振動モードが実際の地震応答の中でどの程度生じていたかを分析するための図である。