<%@LANGUAGE="JAVASCRIPT" CODEPAGE="932"%> SPACE
4)軸剛性ゼロ調整:
  ファイバーモデルで解析した際、軸剛性がゼロとなってしまう場合がある。これを
  避けるために以下の調整方法を選択する。
調整方法選択:
 調整なし:調整せずに、軸剛性を計算する。
 自動調整:各断面の第1ファイバー一個分の軸剛性を残し、その値より小さい場合は、
        この値とする。(コンクリート断面の場合はこのパラメータを選択すると良い)
 係数セット:軸剛性として、ファイバー一個分の軸剛性に係数を掛ける値とする。ただし、
        係数は次の入力領域に設定する。
 係数入力:係数セットを選択した場合、軸剛性係数をセットする。

下図は、SPACEで用いている動的解析処理の流れである。SPACEでは、一般的に、動的解析は2段階に分けて解析を行う。第1段階は、擬似的な静的解析であり、第2段階は地震荷重などによる動的解析である。第1段階は、長期荷重による梁の曲げモーメントや柱の軸力を考慮し、部材の耐力を精度良く求める必要があるからである。無論、長期荷重を必要としないせん断型モデルでは、第1段階の解析を省くことになる。