7)変位増分あるいは弧長法
ここでは、10段階以内で変位増分、または弧長増分を行うことができる。実際に作用させる段階数は、前記3)の変位増分あるいは弧長法用の段階数の項でセットした数である。
ステップ数:この段階で行う変位増分あるいは弧長法のステップ数をセットする。
節点番号:変位増分を行う節点番号をセットする。
(弧長法の場合は、ダミーとなる)
自由度番号:その節点の変位増分を行う方向をセットする。
(1:X方向、2:Y方向、3:Z方向)
(弧長法の場合は、ダミーとなる)
変位増分係数 もしくは 弧長:
変位増分の場合は、変位増分の値をセットする。この値をセットするとき単位と
符号に注意されたい。
弧長法の場合は、弧長を指定する。
8)軸剛性ゼロ調整
ファイバーモデルで解析した際、軸剛性がゼロとなってしまう場合がある。これを避けるために以下の調整方法を選択する。
調整方法選択:
調整なし:調整せずに、軸剛性を計算する。
自動調整:各断面の第1ファイバー一個分の軸剛性を残し、その値より小さい
場合は、この値とする。
(コンクリート断面の場合はこのパラメータを選択すると良い)
係数セット:軸剛性として、ファイバー一個分の軸剛性に係数を掛ける値とする。
ただし、係数は次の入力領域に設定する。
係数入力:係数セットを選択した場合、軸剛性係数をセットする。