8.図形原点の移動設定:
図形の原点(画面中央)は、構造物の座標の原点を用いて描いている。したがって、何かの都合で構造物の原点が大きく図形からずれている場合に、この機能を用いて図形原点を修正する。図形の修正は、各方向について設定できる。
移動しない:ここをチェックすると、入力された座標の原点が画面中心に設定される。
(デフォルト)
画面中央:図形の原点を構造物の座標の中心位置とする。3方向共にここをチェックすると
図形の中心は、構造物の中心位置となる。
任意のデータ入力:構造物の座標の任意位置をセットすることによって、その値の位置を
図形の原点にする。この機能によって、任意位置で構造物を分析する
ことができる。
9.グループ表示を使用:
部材数が多い構造物では、全ての部材を描画すると画面が複雑となって、詳しい分析を行うことが難しくなる。そこで、部材がグループ化されている*ので、ここでは、このグループ単位で表示するか否かの選択が可能となっている。この機能を利用するためには、まず、この項目をチェックする。次に、下の入力領域にグループ番号をセットする。ここで指定された部材のみ表示されることになる。グループ番号の記入法は、以下のようである。
1.グループ番号をセットする。
2.グループ番号が連続している場合は、最初の入力領域に初めのグループ番号をセットし、次の入力領域にマイナスをつけて最後のグループ番号をセットする。これで、2つの値に挟まれたグループ番号が指定されたことになる。