理工学研究科の四方田さんが日本建築学会大会学術講演会で若手優秀発表賞


受賞者:
四方田 彩花さん(理工学研究科建築学専攻修士課程2年、武藤厚教授研究室)

受賞名:
2019年度日本建築学会大会学術講演会 若手優秀発表賞(シェル・空間構造部門)

受賞日:
2019年10月27日

受賞テーマ:
大型RCシェルの長期変形と構造特性に関する実証的研究
(その7:球形シェルの耐力に与えるクリープの影響の分析)

建築のルーフや各種容器構造等に用いられる大型の鉄筋コンクリート造シェル構造の耐震設計や安全性の検証において、長期使用後の構造特性の評価は重要ですが未解明の点が多くあります。本研究では、コンクリートが時間経過とともにひずみが増大する現象が耐力等に与える影響を数値シミュレーションと実測により評価したもので、国内での実機の分析に併せ、欧州での報告に関する再現により有用な結果を得ることができました。 同賞は、30歳未満の若手研究者、技術者の優れた発表を表彰し、研究のより一層の促進を図るために設けられており、本年度の同部門では、企業から5人と大学院生が6人受賞しましたが、企業と大学院生合わせて、中部地方からは四方田さん1人の受賞でした。

 

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