1.部材選択:
ここに表示されている部材番号は、第3章2.2.3節で静的解析の出力パラメータにおける断面応力の出力で、指定した部材番号である。この10部材の中から、表示させたい部材を選択する。
2.表示位置選択:
表示させたい要素の位置を選択する。
I端位置:部材原点側
J端位置:部材他端側
中央位置:部材中央
3.表示選択:
ここで、断面形状のアニメーションを表示するか、要素モデルの履歴の図表示をするかを選択する。
断面応力:
要素モデルの断面の形状を表示し、応力状態を100段階に分解し、その応力状態に合わせて色の濃度で表示される。赤系統は圧縮を、青系統の色は引張の状態をそれぞれ示す。
断面応力(立体):
要素モデルを立体表示し、断面の応力とひずみの関係をアニメーションで表示する。図で表示さ
れる矢印は、断面の応力を示し、これに対応するひずみは平面保持の仮定を用いて求められる。
応力とひずみの表示は、このウインドウをアクティブにして変位など各種大きさの倍率設定ダイア
ログの表示ボタンを押し、そのダイアログ中の断面の応力、断面のひずみの項を変えることで調
整することができる。また、構造画面と同様の操作をすることにより、視点を変えることができる。
詳しくは、2.マウスの使い方を参照されたい。
ファイバー履歴: ファイバー要素の荷重ステップに対する履歴を表示する。
ファイバー応力−ひずみ: ファイバー要素の応力−ひずみ関係図を表示させる。ここで、ファイバー
要素には、それぞれファイバー番号が付けられており、それをファイバー番号エディットボックスに
入力することにより、表示させたいファイバー要素を指定する。その番号が分かっている場合は、
直接入力すればよいが、そうでない場合はメモリーに取り込む方法を用いる。