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次に、ファイバー要素番号をメモリー内に取り込む方法を示す。
1. 最初、断面応力のウインドウを開けて、断面形状を表示させる。次にメニューバーの[メモリー]−[断面ファイバー]−[メモリーに取り込む]を選択するか、もしくは、ツールバー上のmi印ボタ7を押す。
2.マウスポインタが十字に変わったのを確認して、断面応力ウインドウ上でマウスポインタを移動させ、選びたいファイバー要素上に移動させた後、Shiftキーを押しながら、右クリックすると、そのファイバー要素に黄色の丸が表示される。これで、そのファイバーの番号がメモリーに記憶されたことになる。
3.複数個選択したい場合は、2.の作業を繰り返す。また、間違えて選択した場合は、そのファイバー要素上でCtrlキーを押しながら、右クリックすると、そのファイバー要素が元の色に変わり、ファイバー番号がメモリーから削除される。
4.すべて削除したい場合は、メニューバーの[メモリー]−[断面ファイバー]−[メモリークリア]を選択するか、もしくは、ツールバー上のc印ボタンを押す。
5.最後にファイバー要素上でないところで右クリックすると、取り込まれた個数を示すダイアログが表示される。
これで、ファイバー要素番号をメモリーに取り込む操作法を説明した。メモリーにファイバーが記憶されている状態で、次の機能が利用できることになる。
新規ウインドウを開いた後、ショートカットメニューの[部材の応力]−[断面応力]を選択し、先に述べたファイバー応力−歪を選択する。ファイバー番号エディットボックスに、メモリーに取り込んだファイバー番号が表示されているので、OKボタンを押すことによって、応力−ひずみ関係図を表示することができる。複数のファイバー要素を選択した場合は、この操作を繰り返すことになる。ここで、ファイバー番号は、メモリーに取り込んだ逆順で表示されるので注意をされたい。