<%@LANGUAGE="JAVASCRIPT" CODEPAGE="932"%> SPACE

最も大切なことは、多くの非線形解析を実行し、分析を繰り返すことによって、経験と知識を積むことです。 

SPACEは、複雑な解析を効率良く実行できるように設計されています。ただし、現在は、エラー処理についてはあまり効果的とはいえません。今後、鋭意改良を加えていきたいと思っていますが、現在では、何も知らせずに突然ダウンしてしまうこともあります。

その原因のほとんどは、ユーザーの誤操作とデータの間違いです。エラーがあって解析できない状況にしばしば出会うはずです。あきらめずに、データのチェックや解析パラメータの調整を行って下さい。必ず適切な結果が得られるはずです。特に、非線形問題では、思うような結果が得られないことが多いはずです。
非線形に関するデータの設定は、かなりの経験と多くの情報が必要です。関連する文献を読み、情報を収集してください。多くの非線形解析を実行し、経験することで、各種の非線形問題に適応できるようになるはずです。

機械やシステムには、それ固有の特徴、つまり、クセがあります。このSPACEにもクセがあります。システムを使い込むとそのクセが理解できて、エラーについても、状況を深く分析しなくても、その原因の予測が付くようになります。
ここでは、SPACEで出会うエラーの特徴を分類し、その対処法について説明しましょう。実際に、数値解析が実行できてしまえば、データのチェックはプレゼンターを利用して、効率良く行えます。ただし、現在はモデラーが搭載されていないので、データの不備で最後まで計算できない場合があります。その場合は、下記の1)、2)を参考にエディタなどでデータチェックを行ってください。

操作上のエラー