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非線形振動におけるチェック法を示します。この段階では、エラーを見つけると言うよりも、むしろ、パラメータの調節といった方が良いでしょう。各履歴モデルのバックボーン曲線の特性を決めるデータは、静的解析でチェックされています。チェックされていない場合は、静的弾塑性解析を行って、チェックしましょう。

プレゼンターには、部材の弾塑性履歴をチェックするツールが各種用意されています。これらを利用してパラメータのチェックを行うことが重要です。また、加速度や速度を図形として表示することも良いでしょう。特に、剛性が急激に変化する場合は、高周波の加速度が入る場合があります。全体挙動に影響がないと判断できる場合はこのままで良いでしょうが、影響があると判断した場合は、数値積分に関連するパラメータとして、数値粘性が入るものを指定することもできます。それを試すのも一つの方法でしょう。