受賞名 令和2年度手島精一記念研究賞(発明賞)
受賞テーマ ダンパー体およびダンパー体の製造方法
受賞日 2021年4月19日
手島精一記念研究賞は、東京工業大学における研究を奨励するため、特に優れた研究等の業績を上げた者に対して授与されるものです。東京工業大学在籍時に取得した特許が評価され、東京工業大学の笠井和彦特任教授(写真右)とともに受賞に至りました。
戸建住宅の耐震性を効率的に高める手段の一つとして、制振構造が注目されています。当該特許は、鋼材による制振ダンパーの形状、およびその製造方法に関して取得したもので、それ以前に製造されていた鋼材ダンパーの性能を上げ、かつ製造コストを下げることに成功しています。この技術を用いた制振壁は現在も多くの戸建木造住宅に用いられており、住宅の耐震性向上に役立っています。