建築学科では学年横断型の実践体験型の建築設計教育プログラム、として、著名な建築家の作品と思想を学ぶ企画を実施しています。
12/8には、スキーマ建築計画の長坂常先生を迎えて、講演会が開催されました。
長坂先生は国内外で数々の商業施設・教育施設などを手がけ、特徴的な家具デザインでも有名であり、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示などにも携わっておられます。
講演会では最初に、学生達からリサーチ結果が発表され、その後先生から御講演いただきました。 卒業設計から現在に至るまでどのように思考を発展させて来たか、多くの人の関わりを想起させるインターフェースの設計論、半建築、見えない開発、様々な概念の説明があり、SAYAMA FLATやHAPPAで体験したことなどについても説明してただきました。学生達から多くの質問もあり、一つ一つ丁寧に回答していただく中で思考が深まった様子です。最後には学生に対して「世相に惑わされずに、自分の本音を貫く」よう力強いアドバイスをいただき、学生達も将来の自分の職業に思いを馳せる機会となりました。