福井くん、浅井さん、加藤くんが修士論文の内容を日本建築学会大会で発表し、若手優秀発表賞を受賞いたしました。同賞の受賞者数は、審査対象である満30歳以下の若手研究者の内の約10%程度とされています。
http://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2022/21j000.pdf
受賞者:福井俊介(理工学研究科建築学専攻修士1年、生田京子研究室)
受賞名:2021年度 日本建築学会大会学術講演会 建築計画部門 若手優秀発表賞
受賞日: 2021年11月8日
受賞テーマ:大学のアクティブラーニングスペースの建物内配置と利用実態に関する研究 その1 隣接諸室や動線との関係性に着目して
受賞者:浅井唯那(理工学研究科建築学専攻2021年3月修了、生田京子研究室)
受賞名:2021年度 日本建築学会大会学術講演会 建築計画部門 若手優秀発表賞
受賞日: 2021年11月8日
受賞テーマ:大学のアクティブラーニングスペースの建物内配置と利用実態に関する研究 その2 規模と座席レイアウトに着目して
福井くん・浅井さんの研究では、全国の大学で急速に整備の進んでいるアクティブラーニングスペースについて、その空間実態について全国的な動向を把握し類型化しています。更にアクティブラーニングスペースのうち大規模なものと小中規模のものそれぞれに望ましい空間計画の方向性について分析しており、得られた成果は設計計画上、有用な内容です。
受賞者:加藤大稀(理工学研究科建築学専攻2021年3月修了、生田京子研究室)
受賞名:2021年度 日本建築学会大会学術講演会 建築計画部門 若手優秀発表賞
受賞日: 2021年11月8日
受賞テーマ:オークランドにおける図書館とコミュニティスペースに関する研究 その1 公共施設再編計画とオークランドライブラリーの整備方針について
日本において公共施設再編が唱えられて久しいですが、加藤くんの研究は、ニュージーランドオークランドにおいて、県と市の保有公共施設に相当するものを統合的かつ横断的に、施設再編する方策について分析するものです。移民に対しても開かれ、全ての人にとってコミュニティの中心たり得る先進的な図書+コミュニティ施設の姿を明らかにする内容であり、得られた成果は今後の公共施設設計上、極めて有用と言えるでしょう。