武藤研究室は2017年8月25日に企業と共同研究を進めていた住宅用高性能耐震シェルターの公開実験を天白キャンパス研究実験棟Ⅱ・構造耐震実験室で行いました。
このシェルターは、鋼製のパネル材を使用したもので、株式会社カラフルコンテナと株式会社阿竹研究所、本学が共同開発しました。従来の木製シェルターに比べて高い強度が得られ、居住空間を圧迫することなく家屋内に設置可能とあって、メディアの関心も高く、公開実験には多くの取材陣が訪れました。
実験は多くの学生の協力で実施され、重量物の落下実験などを公開しました。昨今の地震で大きな被害が出る中、「高強度・プランの自由度が大きい・設置が比較的簡単で低コスト」を目指して開発された耐震シェルターには大きな期待が寄せられています。
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