2)パラメータの設定間違い:
ソルバーが起動し、解析が始まった後、しかも、予備計算終了のメッセージが表示される前にエラー終了してしまう場合は、解析用パラメータの設定ミスがほとんどです。特に、地震波ファイルにアクセスできない場合、システムはダウンします。
また、解析に必要なファイルの実態がない場合や、読み込み可能になっていない場合もエラーが発生します。その時、エラー表示される場合もあるし、されない場合もあります。ダイアログでパラメータをよくチェックして下さい。
計算途中でエラーが発生する時は、やはり、構造データファイルに不備がある場合でしょう。構造データファイルでは、多数のリンクデータを使用しています。例えば、部材データの中で両端の節点番号を設定しています。これは、節点座標へのリンクデータであり、これで両端の座標を取得することができるようになります。
この他にも各種のリンクデータがありますが、このデータに不備があると計算途中でシステムがダウンします。リンクデータの間違いでシステムがダウンするのは、呼ばれる側の最終番号より大きな番号あるいはゼロより小さい番号でリンクされる場合です。このことに注意してデータをチェックすると良いでしょう。