佐藤研究室(設計計画系)では、長野県塩尻市木曽平沢伝統的建造物群保存地区で空き家改修に取り組んでいます。漆工町として国の文化財にも選定されている同地区は中山道随一の漆器の産地として有名ですが、それでも職人の数は減少の一途を辿っています。そんな状況の中で、佐藤准教授は、より多くの方にものづくりに触れる機会を設ける場所として、漆作業や木工作業が可能なシェア工房設置に関する企画を立案。研究室学生が設計施工を行いました。地域から出てきたミシン代を活用した作業机やタンスを使った収納コーナーなど、古いものを活かしたデザインとなっています。