愛知建築士会 建築・まちづくり学生活動コンペにて、大学院生の大嶋さん(谷田研究室)、松井さん(生田研究室)、学部生の宮崎さん(生田研究室)が優秀賞を受賞しました。
受賞作品は、「山添村羊小屋プロジェクト
羊と小屋が作り出す耕作放棄地の新たな風景」です。
奈良県山添村の耕作放棄地において、羊小屋の設計、施工を学生主体で行ったプロジェクトです。
高齢化、人口減少の進む中山間地域に点在する耕作放棄地に、羊をレンタルし、草を食べてもらう。人と羊が助け合い、共生する新たな風景を目指し、建築の側から羊小屋の制作に取り組みました。
この活動は、修士2年の大嶋さん、松井さんが2023年にスタートし、2024年には学部3年の宮崎さんと他大学の学生2名が加わりました。研究室や大学の垣根を越え、学生のみで取り組み、2023,2024年にそれぞれ1棟ずつ羊小屋を制作してきました。 審査では、学生主体で試行錯誤しながらフィードバックを重ねた結果が、設計や制作物に現れていることが高く評価され、優秀賞を受賞するに至りました。