佐藤研究室が、愛知まちなみ建築賞で特別賞を受賞しました。愛知まちなみ建築賞は今年度で32回目を数える、愛知県が審査する賞で、建築物の完成度はもちろん、まちなみを貢献するものとしての側面からも評価するものです。佐藤研究室らが設計したカリマチ広場は、1年間の暫定利用でありながら、その設計プロセスも含め、重要なものとして評価を受けました。以下、佐藤研究室からの説明文になります。
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佐藤研究室では、愛知県刈谷市と連携した受託研究を2022年より実施しており、2023年9月に愛知県刈谷市の大手公園に出店支援と市民の憩いの場となるカリマチ広場を設置しました。
日常利用はもちろん、様々なイベントや出店が盛んに行われ、当初の設置期間3ヶ月から1年に設置期間が延長されました。
カリマチ広場は、市民らと共に作り上げたものです。
月に一度の市民会議「カリマチ会議」では、カリマチ広場の意味や機能、形態など様々な議論を行ってきました。それらの延長として市民らと共に作り上げたカリマチ広場が、設置期間をすぎているにも関わらず、愛知のまちなみを形成する重要な存在として愛知県に評価されたことは、大変ありがたいことだと考えています。審査講評では、そのような姿勢への評価と激励をいただきました。今後も、刈谷市の皆さんと共により良い建築を作り、市民らが愛着を持てる街に向けて、試行錯誤していければと思います。
カリマチ広場の様子
愛知県庁で受賞作品のプレゼンをする佐藤准教授
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受賞年月日:2024年12月25日
受賞団体:名城大学理工学部建築学科佐藤布武研究室
受賞リンクはこちら https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/542426.pdf
カリマチ会議のリンクはこちら https://www.city.kariya.lg.jp/shisei/machizukuri/info_machizukuri/1010552.html
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