CHAPTER 6 では、一定周期の外力が作用する定常振動を取り扱ってきましたが、
次は
風
や
地震
などによる非定常(過渡的)な振動を考えます。
まずここではその基礎となる
インパルス応答・インデシャル応答
について述べていきます。
より詳しいことは左の質問フォームから質問して頂くか、
ある大きさ
P
0
で、非常に短い
微小時間 冲
に作用する外力を、
“インパルス”
と呼びます。
ほんの一瞬かかる、パンチのような力をイメージしてみると良いと思います。
更に、このパンチ力・インパルスによって生まれる、振動系の変位を
“インパルス応答”
と言います。
インパルスは
“パンチ力”
、インパルス応答は
“パンチによって移動した距離の変化”
と考えて下さい。
地震のような不規則の振動は、この“パンチ力”の積み重なりです。
ステップ外力
は、一瞬の間に作用する外力・インパルスが連続することで与えられると考えられます。
このステップ外力による応答(変位)を
インデシャル応答
といいます。
インデシャル応答は
インパルス応答を積分
することによって求められます。
これらについての詳細は、
こちら
からテキストをダウンロードして勉強して下さい。