教員紹介
吉久光一教授
1952年東京生まれ、東京大学大学院博士課程修了、同大学助手を経て1984年に本学講師、1988年同助教授、2000年同教授、現在に至る。
専門分野:
建築環境工学、騒音制御工学
所属学会:
日本建築学会、日本音響学会、日本騒音制御工学会、日本工学教育協会
担当科目:
【学部】
基礎ゼミナール1、基礎ゼミナール2、建築環境計画、建築環境物理、建築環境実験、ワークショッ
プ、卒業研究・卒業制作、ゼミナール1、ゼミナール2、設計総合演習、理工学概論1、理工学概論2
【大学院】
建築環境デザイン特論1、建築環境デザイン特論2、建築環境デザイン特別演習、建築環境デザイン特
別実験
教育研究への取り組み・抱負:
快適な建築空間を創造するためには、空間の環境を構成する音、光、空気、熱などの物理現
象を深く理解すると共に、その環境から受ける人間の生理的、心理的な反応を適切に把握す
る必要がある。そこで、学部教育では講義だけでなく、自ら手を動かして頭を使う演習科目や
環境を体感できる実験科目を重視すると共に、大学院では自らの研究活動をとおして培われ
る論理的思考力や問題解決能力を獲得させる研究指導に心がけている。
研究業績:
環境工学教科書、彰国社(1996.3)
環境ハンドブック、丸善出版(2002.10)
騒音の計測と評価、技報堂出版(2006.8)
・模型実験による騒音の広域伝搬性状の検討、音響技術、第22巻(1978.4)
M系列変調相関法による建築音響測定、日本建築学会環境工学論文集、第4号(1982.10)
・A method of evaluating the loudness of isolated impulsive sounds with narrow frequencycomponents, THE JOURNAL of the Acoustical Society of Japan(E)Vol.8,No.1,(1987.1)
・騒音の伝搬に対する風の影響、騒音制御、第14巻第1号(1990.2)
・大学における音響教育の現状―音響教育調査研究委員会―、日本音響学会誌、第55巻第3号(1999.3)・Temporal fluctuation of atmospheric absorptionof sound during a year, Proc. of the 29th International Congress on NoiseControl Engineering (NICE), (2000.8)
・騒音の長距離伝搬に関する実験的研究、騒音制御、第28巻第4号(2004.8)
・航空機騒音の伝搬に及ぼす空気の音響吸収の影響−年間の高層気象観測データを用いた検討―、日本音響学会誌、第63巻第2号(2007.2)
学会活動(平成23年1月現在)
日本建築学会 司法支援建築会議 会員
日本建築学会東海支部環境工学委員会 委員
日本建築学会東海支部社会音響分科会 委員
日本音響学会 代議員
日本音響学会道路交通騒音調査研究委員会 委員
日本音響学会東海支部 評議員
日本騒音制御工学会 副会長
日本騒音制御工学会 騒音伝搬分科会 委員
日本騒音制御工学会認定技師活動推進委員会委員長
東海工学教育協会 理事
社会活動(平成23年1月現在)
愛知県環境審議会 委員
愛知県環境審議会 騒音振動部会 部会長
名古屋市環境審議会 副会長
名古屋市自動車公害対策推進協議会 専門委員
環境委員会 委員 ((財)中部空港調査会)
航空機騒音監視評価委員会 委員 ((財)成田空港周辺地域共生財団)
航空機騒音コンター作成方法に関する委員会 委員((財)防衛施設周辺整備協会)
航空機騒音の影響度における評価値検討委員会 委員((財)空港環境整備協会)