木の家設計グランプリ2023で森本莉央さん(佐藤研究室)がビルダー賞を受賞しました。木の家設計グランプリは、日本中の建築学生がテーマ設定のもと、木の家を考え、提案するものです。今年は、「リモートハウス – 風景と調和する家」というテーマのもと、非常に多くの作品が集っています。
その中で森本さんの作品は、伝統建築を具に観察し、現代の新たな可能性を提示したものとして、高く評価されました。以下、森本さんの説明文と作品です。
突き上げの家/森本莉央
都会から離れた山梨県の集落で、自らがつくり手としてふるまう”ちいさな生産者の暮らし”を提案しました。かつて、養蚕業が行われていたころの民家形式である「突き上げ屋根」を活かし、庭で収穫した果実の栽培・加工・提供が行える住宅の設計をしています。都会にいたころは消費者だった夫婦が、地方移住をすることで、新たに”ちいさな生産者”として豊かな暮らしをはじめることができる住まいの提案です。
こちらにも受賞詳細が掲載されています。
なお、2022年度には、大学院生の中村さんと市原さん(ともに谷田研究室)が、同じくビルダー賞を受賞しています。
プレゼンシートなどはこちら。