本学3年生の阪田稜さん(下倉研)が、先日、椙山女学園大学で開催された「設計展Flap@東海」で審査員賞をいただきました。

■ 受賞概要
■ 内容
本設計競技は、住居の在り方を各学校の設計課題を通して考えることがテーマです。
阪田さんの作品は、現代の都市の消費に偏った構造を「消費都市」として批判し、都市と農村を建築として混ぜ込むことにより、供給だけに頼らない自律した都市になるような集合住宅を提案したものです。消費に依存した敷地である円頓寺商店街に、企画/生産/消費のサイクルを取り入れ、その中に地域住民や、子どもたちをはじめとした教育、外部企業を巻き込むことで、作ることのサイクルを生み出すことを意図しました。現在の食べる、飲む、使うなどの消費的なこの商店街に、創る、育てるなどの生産要素のある農村を混ぜることで「農村都市」が生まれ、この商店街の供給や、後継者不足、にぎわいなどの諸問題を解決することを目指しました。現在の都市問題とその解決策の一つとしての農村都市の提案や、住戸をずらすことで現れる地形のような造形に、農村のような風景が現れつつ、都市的な要素もまざりあう建築的操作が評価されました。
