3月に建築学科を卒業した杢野佑真さん(吉永研究室)の卒業研究をまとめた研究論文が、空気調和・衛生工学会論文集51巻361号(2026年11月発行)に掲載されました。
論文タイトル:
大規模病院の熱源システムにおける運用制御とエネルギー性能の分析
概要:
愛知県長久手市に建つ大規模病院施設を対象に, 約1年間のBEMSの日報データに基づく運転検証を行った。その結果, 同種の二台の水冷チラーの一つでCOPの低下が確認された。また, 冷水の往温度が設定温度より1℃以上高くなる時間帯があり, これは還ヘッダから往ヘッダへの逆バイパスの発生と水冷チラーの負荷増大に対する追従の遅延の2つが主原因であることが明らかとなった。温水でも往温度の設定温度からの乖離が確認され, 逆バイパスの発生と流量抑制が行われている熱交換器の出口温度低下に起因することが分かった。